令和2(2020)年9月6日の文体の閉館まで、あと約60日を残すだけとなりました。
横浜文化体育館は、閉館に向け、「ありがとう 文体 つなげよう未来へ」をキャッチフレーズに、ファイナル事業を実施してきました。
閉館1年前にあたる昨年の9月6日には、「ファイナル告知看板(12m×2m)」を正面入口のガラス壁面上部に掲げました。そこにもキャッチフレーズを掲載しています。
そして、この日から、市民の皆様から文体での想い出に関する「写真」「エピソード」の募集を開始しました。その結果、5歳から80代の方まで、神奈川県内だけではなく、東は岩手県、新潟県、群馬県、東京都、西は三重県まで、115件の応募をいただきました。この応募作品は、すべて文体のホームページで公開させていただいております。
また、メディアに、閉館周知を広く呼び掛けた結果、神奈川新聞に3回、読売新聞、東京新聞、産経新聞、タウンニュースに各1回、取り上げていただきました。
令和2年6月には、「横浜文化体育館 58年の軌跡」をタイトルとした記念誌を発行しました。58年の出来事を写真で振り返り、横浜のスポーツの歴史を感じられるものになっています。海外や国内の400にも及ぶアーティストのコンサート年表も掲載しています。
これからは、「横浜文化体育館 58年の軌跡」の写真展や、ファイナルコンサート、ファイナルプロレスの実施、そして、市民からの寄せ書きを施設に残していきたいと考えています。
可能であれば、(仮称)「文体 さよなら ツアー」というような、最後に市民に施設を見学していただく機会を作れればと思っています。
令和2年11月には、建物は解体される予定ですが、文体での思い出はみんなの心の中で生き続けると信じています。
令和2年7月1日